議 会 報 告
目 次
町づくりは原点に立ち返った取り組みを
西北地域の活性化を
シ−バス事業の充実を
中小企業対策で雇用保険を
AMDA国際大学の誘致を
公明党 三宅一典
快適で魅力あるまちづくり
常山駅周辺
議員
@ 高速道路へのアクセスを早島インターチェンジに絞ったが進展していない。
水島インター、児島インターへの取り組みを検討願う。
A 下水道整備に起因する八浜地区と県との関係があり、
地区整備での県との積極的な調整を。以前は淡水博物館誘致の話もあったが。
B 常山駅周辺整備をもう少し積極的に取り組んでもらいたいが、今後の計画は。
C 岡山情報ハイウェイが整備されつつある。
情報化におくれないよう願うが、市の考えは。また、高齢者などへの対応は。

建設部長
@ 高速道路へのアクセスは、高速道路料金の問題、新規ルートの実現性等から
早島インターチェンジが最適と位置づけている。
A 八浜地区での県の計画は、水に親しむエリアと位置づけられているが、
町並み保存事業でも、県の協力が得られるものがあれば検討する。
淡水博物館等は、将来的には必要と考える。
B 常山駅周辺の整備は、現段階での事業化は非常に難しいため、
時間をかけて検討したい。

企画部長
C 岡山情報ハイウェイの有効活用は、市民の生活水準の向上など
効果は大きいと認識している。また、情報弱者への対策は、
情報端末をタッチパネル操作にするなど、弱者に優しい方法を検討したい。

 
にぎわいのある港町づくり
 
議員
@ スペイン村は延期のまま、音楽ホール等の実現めどもたっていない。
宇野港全体の構想を早く計画すべきでは。
A 産業振興ビル二階テナント部分の一部変更は、基本的部分にかかわるものであり、
計画変更すべきではないと考えるが。
B スペイン村事業は、地域活性化の原点に返って、仕切り直しをしてはどうか。
また、事業具体化のめどを早急に明確にするよう、粘り強く交渉を願いたい。

企画部長
@ 宇野港全体の構想は、時代の変化を見ながら検討する必要があるかと思うが、
現段階での見直しは考えていない。
A 産業振興ビル二階のテナントは、財団の採算性の確保から、
宇野港湾工事事務所の入居を有効と考えた。
レストラン誘致は不可欠であり、全力を挙げて取り組む。
町並み保存事業でも、県の協力が得られるものがあれば検討する。
B 潟Xペイン村は、事業を幅広い視点から調査検討を行うとのことである。
市は、さまざまな可能性を模索し、今以上積極的に働きかける。
延期のめどは、期限にこだわらず、一日も早い事業立ち上げに
向け働きかけることが重要と考える。

 
自然を生かしたまちづくり
 
議員
@ 市は、観光の最大の拠点をどこに定めて施策を進めているのか。
また、滞在型の観光推進を図るには、渋川、王子が岳地域の整備を
積極的に進める必要があると思うが。
A 倉敷市児島側との共存のため、観光連絡協議会などの検討を。
B 地球学校誘致に努力を願うが、問題点と取り組み姿勢は。

産業振興部長
@ 観光施設等の整備は、まち全体を1つの公園として、地域特性に合った
個性ある観光エリアの魅力づくりを行っている。
A 倉敷市との連携は、地域の一体的活用を図れるかどうか、可能性を協議したい。
B 地球学校誘致の問題点は、債権の処理、土地問題の整理等である。
市は、宿泊施設としての引き受け手と土地問題の整理に鋭意努力している。

その他の質問項目
・憩いと安らぎのあるまちづくり
・活力にあふれた豊かなまちづくり
・明るく健康なまちづくり
・文化と潤いのあるまちづくり
・その他
固定資産税の評価替え
住民票、印鑑証明
事業評価制度

常山の活用策
常山城史跡
議員
玉野市まちづくり総合計画に常山史跡公園等の整備があげられているので尋ねる。
@ 常山の観光史跡を市の公園としてはどうか。
A 標識などの設置も大事であるが、唯一の古戦場である常山城の復元をと考えるが。
B 八浜、大崎、常山の史跡をめぐるモデルルートを設置し、
整備するとのことであるが、常山に関してはどうか。
C 地区住民による伝統行事の復活が行われているが、常山地区の女軍踊りの振興と、
観光資源としての取り組みは。

産業振興部長
@ 常山の観光史跡は、既存施設の活用と滞在資源の掘り起こし等と位置づけている。
公園は、その効果を見極めたうえでのことになる。
A 常山城の復元は、当面、ソフト面を重視した取り組みとしたい。
B 常山の整備は、JR常山駅に案内板1基、常山城コースへの道標3基を整備したい。
C 伝統芸能は、側面的に支援し、振興を図ることにより観光資源として
魅力あるものへ発展するよう努力する。

 
アクアハウス建設計画
 
議員
アクアハウスは、県財政の状況により遅れているが、
ユニークな施設で大いに期待しているので尋ねる。

@ 一部にはスペイン村用地にとの議論もあるが、論外である。現在の検討状況は。
A 事業費の削減はどの程度になるのか。それに伴い、県と市の負担割合はどうなるのか。
B 今後の市の対応は。

市長
@ 事業計画は、県、市の行政担当者などからなる
アクアマリン玉野建設推進委員会において、
競輪場の用地を含めた事業用地や事業規模などを検討しており、
11年度中に新たな基本計画を策定する方針である。
A 事業費の削減については、今詰めている。
採算性が一番大きな問題で、それによって建築費もある程度算出される。
負担割合は、当初の県、市9対1より市の負担が増えるものと思う。
B 市として、計画策定に全力を尽くすと同時に、
早期実現に向け今後とも県へ積極的に働きかけたい。

 
王子が岳パークセンターの整備
 
議員
@ 観光資源が集積している渋川・王子が岳地区の中で、
王子が岳パークセンターが閉じられているのは大変残念である。
地球学校誘致を考えると、早めに整備するべきではないか。

産業振興部長
@ パークセンターは、外装部分の改修を行っている。
早期営業再開に向け調整してきたが、採算面で新たな担い手が見つからない。

シーバス事業策
シーバス
議員
@ シーバス事業は、昨年8月に開始され大変好評のようであるが、
当初の目標に対し利用状況はどうか。
A 今年8月の運行改正では、フリー乗降区間の拡大、車いす乗降可能バス停の
充実など行うようであるが、どのような検討が行われたのか。
B 渋川、荘内、八浜方面にシーバスの乗り入れていない地域があり、
不満の声を聞く。どのような対応を考えているか。

市長
@ 1便当たりの平均利用者数は、当初予測である12.9人に対し12.32人であった。
A 運行改正は、利用者動向や市民・運転手からの意見、要望を取りまとめ、
シーバス事業調整会議で集約し、利便性と運行効率を高めるため、
運行所要時間の短縮、バス停の適正配置などを行った。
B 未路線地域の解消を目指して運行形態の検討や交通環境の
整備に取り組むとともに、既存路線の延長やダイヤ調整などを行い、
乗り換えによる既存バスとの併用も検討している。

 
下水道の整備状況
 
議員
下水道は、快適な生活環境と河川や湖沼の水質保全を図るために
不可欠な都市施設の一つであり、今後も重点施策として事業の促進を
図る必要があると考える。そこで伺いたい。

@ 児島湖処理区の今後の整備計画と八浜地区内の未整備区域に対する今後の対応は。
A 玉野東処理区の進捗状況と今後の整備計画は。

上下水道部長
@ 児島湖処理区は、事業認可の変更を行い、新たに槌ヶ原、
用吉及び見石ニュータウンの一部を加えた。
未整備区域については、整備に向け手法等広く検討している。
A 玉野東処理区については、処理場用地の確保ができておらず、
処理水の放流に対する地元漁協の理解も未だ得られていない。
今後も早期事業着手に向け、粘り強く交渉したい。

 
スクールカウンセラー
 
議員
@ 公立学校の一部に試験的に配置されているスクールカウンセラーが、
いじめや不登校の解消などに効果を上げていると聞くが、
本市のスクールカウンセラーの配置状況は。また、今後の取り組みは。
教育長
@ スクールカウンセラーは、市内中学校に4名配置されており、
市内全中学校で相談事業を実施している。
今後は、中学校の増員と小学校、高校への配置を検討する。
景気、雇用の向上のために
玉原企業団地
議員
@ 個人消費や中小企業の設備投資の状況など、
玉野市の景気の状況をどのように把握しているか。
A 金融機関の貸し渋りが問題視されており、昨年の中小企業融資制度の
改正は高く評価するが、中小企業者の保証料補助については、
さらに改善できないか。
B 本市の有効求人倍率は、県平均を下回っており、大変厳しい雇用状況である。
市として雇用対策、雇用機会の創出にどのように取り組んでいるのか。
C 玉野信用金庫と岡山市の3信用金庫との合併は、
本市中小企業にどのような影響が考えられるか。
D 中小企業労働力確保法に基づく改善計画の申請状況、許可状況はどうか。
市として雇用対策、雇用機会の創出にどのように取り組んでいるのか。
E 55歳以上の求職、就職状況はどうか。また、55歳以上で
職業訓練等を行っている者の人数及び就職状況はどうか。
F 若者の就職状況はどうか。また、若者の就職対策は。

市長
@ 個人消費については、市内小売事業者の売上実績から見てほぼ前年並みである。
また、制度融資の状況から見て、設備投資もほぼ前年並みである。
A 今年秋を目途に保証料補助の改正を考えている。
内容は、300万円を超える運転資金を対象外としていたが、
これを1千万円以下であれば300万円分までを補助対象にするよう改めるものである。

産業振興部長
B 雇用対策については、国において緊急雇用対策を打ち出しており、
これを注視していく。雇用機会の創出については、
平成9年度から中小企業者を対象に新分野進出、販路拡大、
研究開発等に支援を行うことで対応している。
C 合併により資本力が増強される反面、融資決定に要する時間が若干長くなるようである。
D 改善計画は、本年1月から5月までの間に岡山県全体で37件、
うち本市から1件申請があり、この申請は県知事の許可を受けている。
E 本年3月と4月の比較で、55歳以上の求職者は増加し、
就職者は減少、就職率も減少する傾向である。
55歳以上で職業訓練を行っている者は31名で、そのうち七、八割の者が就職している。
F 少子化による卒業生の減少により就職者数も減少しているが、
地元就職率は増加傾向にある。地元就職を支援するため関係機関と協力し、
就職情報の提供、就職相談を行っている。

 
地球学校の誘致
 
議員
@ 地球学校の立地場所については、各候補地の環境学習の盛り上がり状況を
見て決められると聞くが、玉野市に誘致できる可能性はどの程度あるか。
A 青年会議所を中心に「地球学校を玉野に誘致する会」を結成しているが、
どのような活動を行っているのか。
B 国、県への誘致活動はどのように行われているか。

産業振興部長
@ 現在、国において地球学校の内容、規模、立地場所等の検討が
されてはいるが、不透明な状況である。
A 4月22日から5月30日まで、玉野市文化会館で環境パネル展を実施し、
小学校の校外学習など661人の入場者があった。5月22日、
23日の港フェスティバルで、ちびっ子わくわくクルージングを実施し、
小学生を対象に1670人の参加があった。
B 先日も市長上京の際に、環境庁に陳情に行った。平成12年度の重点要望に掲げ、
国、県に要望書を提出し、積極的に陳情活動を行いたい。

アルカディアホテルの利用
AMDAの活動
議員
@ AMDAは、今から15年前保健医療NGOとして設立され、
世界各地で発生している自然災害や難民問題に、人道的支援を積極的に行い、
今やアジア太平洋地域に25の支部を有するに至った。
このAMDAが、国際貢献に直接的に参加する若い人材の養成を図るため、
本部所在地である岡山県にAMDA国際大学を設置する構想を発表した。
本市へ誘致してはと考えるが。
A AMDAは、この国際大学設置場所として、可能な限り既存の施設を
利用したいとしている。王子アルカディアホテルの地球学校転用構想も
困難となっており、このホテルを国際大学の設置場所としてはどうか。
B 先日、マリンホテルで行われた国際環境ネットワーク会議に参加した。
AMDAや岡山ユネスコ協会など岡山県内のNGOが集まっていた。
こうした団体に働きかけ、アルカディアホテルを国際貢献大学校や
環境大学校といった人材の育成、教育等を実施する施設にする
構想を考えてみてはどうか。

市長
@ 県は、AMDAから具体的な構想を聞き、検討することにしているが、
いまだそれが示されていないとのことであり、本市としても、まだ判断できない。
A AMDAがこのホテルを国際大学として使用することは、望ましいことと考えるが、
所有者、購入資金、内装費等の問題もある。
B 同会議に参加していたユネスコ本部の方に、施設の転用について国連からの
協力を要請し、本市のPRをした。あの施設が、本市の将来の発展に
つながるよう、あらゆる可能性を探り、いろいろな方面に働きかけたい。

 
小児糖尿病への医療費援助
 
議員
@ 小児糖尿病は、インスリン分泌機能が消失する病気で、
毎日4回のインスリン注射を必要とする。厚生省の難病指定を受けた
小児慢性特定疾患10種のひとつで、医療費補助の対象となっている。
対象年齢は20歳未満のものと18歳未満のものがあり、
小児糖尿病は後者に属する。現代の医学では完治することはなく、
対象年齢を過ぎても、毎月高額な医療費が必要で、治療がおろそかになり、
重度の合併症を引き起こす例も多くある。20歳まで独自の
公費補助を行っている自治体もあり、本市でも何らかの対策を講じられないか。

社会福祉事務所長
@ 小児糖尿病患者及びその家族の苦労は、対象年齢20歳未満のものと同様、
大変なものであると認識している。小児糖尿病の適用対象年齢の引き上げなど
認定要件の拡大、法制化等について、市長会を通じ国・県に対し要望したい。